ナミキソウ(浪来草)

Scutellaria strigillosa


ナミキソウ1

  • 科名・属名
  • : シソ科 タツナミソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの多年草。
     茎は4角で分枝し毛があり、地下に細い走出枝がある。
     葉は長楕円形で長さ1.5〜3.5cm、幅1〜1.5cm。先は丸く、やや厚くて両面に少し毛があり、低い鋸歯がある。
     花は上部の葉腋に青紫色の花が1個づつつき、根元から折れ曲がって直立する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  海岸の砂地

  • 花期
  • :  6〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年7月19日  青森県八戸市
     中 1992年7月11日  北海道知床海岸
     下左・花 2013年8月23日  北海道白糠郡
     下右・葉 2014年7月11日  北海道斜里郡

  • 撮影記

  •  海岸の砂地でポツポツ咲いていることが多い。
     北海道〜九州に分布し暑い時期に咲くので、この花を目的に出かけないと見る機会が少ないかもしれない。
     よく似た花にエゾナミキがあるが、砂浜でなく湿地に生え、葉先が尖るので区別できる。

    葉

    同じ科の仲間の花
ナミキソウ2

花