ニオイウツギ(匂空木)Weigela coraeensis var. fragrans |
|
高さ4〜5mの落葉低木。 ハコネウツギの変種で、名前の通り香りが強く、伊豆七島に分布している。 また、母種が花筒の長さ1.5〜2cm、花冠の裂片が長さ8〜12mmあるのに対し、本種では花筒は1.1〜1.5cm、裂片の長さは6〜7mmとやや短く、花が小さいことが違いとされている。 伊豆七島 沿海地の海岸林 2001年5月13日 東京都伊豆七島 下・花 同 上 車を止めたすぐ脇に咲いていた花、「ニオイウツギ」と島在住のIさんから初めて聞く名前を教えられた。 当時、木本にあまり興味を持っておらず、その後案内してもらうラン科の未見種との出会いに気がはやり、わずかなカット数しか撮影しなかった。 やっと木本類にも目を向け始めた今から考えると、伊豆七島だけにしか分布していないこの花、もう少し真面目に撮影しておけばよかったと悔やまれてならない。 同じ科の仲間の花 |