ツキヌキソウ(突抜草)Triosteum sinuatum |
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高さ1mにもなる多年草。 茎は中空で叢生し、全体に腺毛を密生する。 葉は対生し、楕円形〜卵形で長さ10〜15cm。基部は相対する葉の基部と合着し、そこを茎が貫く。 花は上部の葉腋に数個つく。花冠は筒状鐘形で、長さ2.5cm。淡黄緑色で内側は紫褐色を帯びる。 果実は球形で径1cm程度。 本州(長野県) 高原や林縁、林下 1994年7月2日 長野県 上は拡大写真あり(写真をクリック) アップ 2005年6月18日 長野県 ある本の記述を手がかりに情報を集め、長野県までこの花を撮影に出かけた。 菅平のある樹林下、この花が群生していた。写真では見ていたが、実際に目にすると草丈や花の大ききにびっくりした。 和名の由来であるツキヌキ(突き抜き)の名前通り、対生する葉の基部が合着し、そこを茎が突き抜けている。 10数年後、長野県の別の場所で再びこの花に出会った。ここでも小群落を作って咲いていて、久しぶりの出会いに何だかとても懐かしい気がした。 同じ科の仲間の花 |