- 科名・属名
: ツツジ科 エゾツツジ属
- 特徴
: 高さ5〜30cmの落葉小低木。幹には褐色の毛が多い。葉は互生し、楕円形で長さ2〜4cm、幅1〜2cm。両面や縁に長い毛がある。
花は茎頂に1〜3個つき、花冠は濃紅紫色で径2.5〜3.5cm、5裂する。大きな苞は果期まで残り、萼片は大きいなどツツジ属とは異なる特徴がある。
- 分布・生育地
: 北海道〜本州北部 高山の岩礫地
- 花期
: 6〜8月
- 撮影場所・月日
: 1980年7月28日 北海道大雪山 アップ 1981年7月26日 同 左
- 撮影記
:
小さな草丈の割りには、鮮やかな紅色の大きな花をつけ、何本かまとまって生えていることが多い。
大雪山や礼文島などでは岩礫地のヒースの上など、他の大きな植物が生えないような場所に咲いていた。
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