ハコネコメツツジ(箱根米躑躅)Tsusiophyllum tanakae |
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ツツジ科 ハコネコメツツジ属 高さ20〜100cmの半落葉低木。 枝は密に分け、褐色の剛毛が密生する。 葉は互生し、狭楕円形で長さ7〜10mm、幅4〜6mm。先は尖り、表面に褐色の剛毛が生える。 花は枝先に1〜3個散形状につけ、花冠は白色で筒形、長さ7〜10mm。先は浅く5裂する。 本州(埼玉、神奈川、静岡、伊豆諸島) 山地の岩場 2001年7月7日 神奈川県箱根 中 1996年7月27日 東京都伊豆諸島 下 2001年7月7日 神奈川県箱根 山上の風衝草原、強風を避けるためか、岩上の枝は這うように伸び、密集した葉の中、草丈に似合わない大きな花をつけていた。 名前のように箱根を中心としたフォッサマグナ帯固有の植物で、樹形が小さくて園芸用に好まれ、盗掘により激減している。 花は梅雨時に咲くため、なかなかいい状態でめぐり合えず、その日も雨こそ降らなかったものの、ひっきりなしにガスが吹き上がってきた。 伊豆諸島のいくつかの島にも分布しており、ある島で出合った花は天気もよかったせいもあるが、大分感じが違った。 同じ科の仲間の花 |
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