ジムカデ(地百足)

Harrimanella stelleriana


ジムカデ

  • 科名・属名
  • : ツツジ科 ジムカデ属

  • 特徴

  •  高さ3〜7cmの常緑の小低木。
     茎は長く這い、葉は線形で長さ2〜3mm。
     花は茎から立ち上がる花茎に先に下または横向きに1個つく。花冠は白色で長さ約5mm、萼は紅紫色。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部地方以北)
     高山帯の岩場

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1992年8月23日 北海道大雪山
     アップ 1979年7月21日  同 上

  • 撮影記

  •  細かな葉をつけた茎が地表を這って伸びる様子を、ムカデに例えて和名が付けられている。名前のイメージとは大きく異なる可愛らしい高山植物である。
     礫地や雪田の周りで地表を覆うようにカーペット状に広がり、枝の先に白い小さな花を下向きに咲かせる。
     こんな小さな花でも集まるとそれなりに見栄えがする。

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花アップ