ツクシシャクナゲ(筑紫石楠花)

Rhododendoron japonoheptamerum


ツクシシャクナゲ1

  • 科名・属名 : ツバキ科 シャクナゲ属

  • 特徴 :
     高さ3〜4mの常緑低木。
     若枝や若葉には柔らかい黄褐色の枝状毛が密生する。
     葉は互生し枝先に集まってつき、葉身は倒披針形〜長楕円形、長さ8〜20cm、幅1.5〜4cm。先は鋭頭、基部はくさび形、全縁。質は革質で光沢があり無毛、裏面には褐色の長い綿毛が密生する。花柄は1.5〜3cm。
     花は枝先の短い総状花序に5〜12個つき、花冠は紅紫色〜淡紅紫色、漏斗状鐘形で径4〜5cm、7裂する。雄しべは14本、花糸の毛はわずか、子房には長毛が密生する。
     果実(刮ハ)は円柱形で長さ1〜2.5cm、褐色の毛が密生する。

  • 分布・生育地 :
     本州(紀伊半島)、四国、九州 (国外:日本固有)
     山地

  • 花期 :  5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     1988年5月24日  奈良県大台ケ原
     下    同  上
     (2枚とも拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     アルプスや北海道などは夏休み等を利用して出かけたが、関西の山は狙っていくには遠い場所だった。
     運良く転勤で関西で働くことになり、休日を利用して近畿や四国の山にも足を伸ばした。
     大台ケ原も何とか日帰りでいける範囲で、初夏の1日出かけたみた。
     スミレ類や野生ランなどを撮影し、ちょうどシャクナゲの花が見ごろだった。
     近縁種とは、花冠が7裂し、雄しべが14本あることが特徴だが、当時は樹の花にあまり興味がなく、細部まで撮らなかったのは口惜しい。

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ツクシシャクナゲ2