モクタチバナ(木橘)

Ardisia sieboldii


モクタチバナ

  • 科名・属名 :
     ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
     注.APG分類ではサクラソウ科、科名(PLIMULACAEA)

  • 特徴 :
     高さ2〜8mの常緑低木〜小高木
     樹皮は灰褐色または灰赤色で、若いうちは淡褐色の鱗片状の毛がある。
     葉は互生し、狭倒卵形〜倒卵形、長さ7〜15cm、幅2.5〜4cm。先は鈍頭、基部は鋭形で全縁。質は厚くて光沢がなく、若い時は淡褐色で鱗片状の毛があるが、成葉は無毛。葉柄は5〜8mm。
     花は枝の上部の葉腋から長さ2.5〜5cmの花柄を出し、散状または集散状の花序となって多数の花をつける。花冠は白色〜淡紅色で、径5〜7mm、先は5深裂する。萼片は5裂し、広卵形で先はやや鈍頭。
     果実(核果)は球形で、径7加羅mm、黒紫色に熟す。

  • 分布・生育地 :
     小笠原、四国(南部)、九州、沖縄
     常緑樹林内

  • 花期 :  5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2013年5月28日  沖縄県石垣島
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中上・花    同  上
     中下、左下・果実 2015年11月30日  沖縄県国頭郡
     右下・葉 2013年5月28日  沖縄県石垣島

  • 撮影記 :
     沢沿いの小さな水田を常緑樹の林と隆起石灰岩の岩場で囲われた場所、石垣島を訪れると必ず立ち寄る先の一つである。
     これといって特徴のある場所ではないが、周囲の林には数は少ないものの、変わった樹木や草本があり、毎回何かしら発見がある。
     その入口付近に咲いていたこの花、木本は同定が難しいが、花の形がヤブコウジ属の仲間と同様であったので何とか名前がわかった。



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果実

果実(赤熟タイプ)