ヤブコウジ(藪柑子)Ardisia japonica |
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注.APG分類では、サクラソウ科(PLIMULACAEA) 高さ10〜30cmの常緑小低木。 茎は長く匍匐し、葉をつけず、基部は斜上して直立する。 葉は互生し、茎の先に3〜4個が輪生状につき、長楕円形〜狭楕円形で、長さ6〜13cm、幅2〜5cm。先は鋭頭、基部は鋭形、5〜8対の側脈があり、縁には低い鋸歯があり、ほとんど無毛。葉柄は長さ7〜13mm。 花は腋性し、1〜1.5cmの花柄の先に散形状の花序となり、2〜5花を下向きに咲かせる。花冠は白色〜帯紅色で、径6〜8mm、先は5裂し、裂片は広卵形で腺点がある。 果実(核果)は球形で、径5〜6mm、赤熟する。 北海道(奥尻島)〜九州 丘陵、山地の林下 2012年9月9日 長野県戸隠 中・花 同 上 下・果実 2011年11月8日 東京都高尾山 茎は長く這うが、立ち上がる部分は10〜20cm程度で、花も葉の陰で下向きに咲くため、咲いていても気がつかないことが多い。 そのため、分布は広くそんなに珍しい植物ではないのに、意外と撮影している花のカットが少なかった。 逆に果実は花の少なくなる秋、真赤に熟すので、この時のほうがよく目につき、何度も撮影していた。 同じ科の仲間の花 |
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