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- 科名・属名 : マツ科 カラマツ属
- 特徴 :
高さ20〜30mの落葉高木。
幹は太いものは径60〜100cmになり、樹皮は暗灰色〜褐色で粗く割れて剥がれ落ちる。若枝は灰緑色〜褐色。枝には長枝と短枝がある。短枝は長さ3〜4mm、基部に褐色の鱗片が多数ある。
葉は短枝では20〜30本がらせん状に束生し、葉身は線形、長さ2〜3cm、幅1〜2mm、質は軟らかい。長枝では上端に束生する。
花は雌雄同株、雄花は短枝につき、楕円形〜長卵形、長さ約4mm、下向きにつく。雄しべは多数あって互生する。雌花は短枝の端に上向きにつき、卵形で紅紫色、長さ約10mm、基部に葉がある。
果実(球果)は卵状球形、初め緑白色で翌年秋に熟すと黄褐色になり、長さ2〜3cm、径約2cm、直立する。種鱗は広卵形〜円形、長さ10〜13mm、幅9〜12mm、背面に腺点があり、先はやや反曲する。苞鱗は長方形で普通種鱗よりやや短い。種子は倒卵状くさび形、長さ3〜5mm。灰褐色で種子より長い翼がある。
- 分布・生育地 :
本州(宮城県・蔵王山〜石川県・白山) (国外:日本固有) 日当りのいい亜高山
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2025年6月19日 栃木県奥日光 中上・全体2(雄花・球果)、以下黄葉を除き全て 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 右中・黄葉 1977年10月17日 群馬県尾瀬ヶ原 (右中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
材は耐久性が強く、建築材や土木材、家具など用途が広いため植林されることが多く、各地で見られるが自生かどうかはわからない。
唐松の和名は唐絵に描かれた松が本種にに似ていることからつかられているが、マツ科では珍しく秋に黄葉し落葉するため落葉松とも言われ、落葉期には黄葉が雨のように落ちてくる。
花の写真は雄花はまだ残っているもの、雌花は果実(若い球果)になっている。



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