エゾスズシロ(蝦夷蘿蔔)Erysimum cheiranthoides |
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草丈30〜100cmの1〜2年草。 茎は直立して分枝し、伏毛に被われ、明らかな稜がある。 葉は広披針形〜線形で、長さ3〜9cm、幅3〜8mm。上部になるに従って線形で、両端は細まり、下部の葉には波状の鋸歯がある。両面に星状毛がある。 花は総状につき、径約4mm、花弁は4個、黄色で倒卵形。萼片は長楕円形で短毛が密生する。 果実(長角果)は円柱形〜長線形で、長さ2〜4cm、星状毛がある。 北海道(本州にも帰化) 海岸近くの道端、空地、砂浜 2013年8月23日 北海道釧路市 中・花、下・葉 同 上 北海道釧路市の海岸近くの道端、チドリケマンを探していると、草むらの中にこの花が咲いていた。 図鑑によっては北半球原産の帰化種との整理もあるが、本州に生えるものは帰化で、北海道のものは自生種とする考えに従い、道東の海岸端のこの花は自生種とした。 黄色のアブラナ科の花は多いが、それぞれ属が異なり、この花は日本では1種だけしか知られていないエゾスズシロ属である。 ここでは群生していなかったが、まとまって生えていることが多いようだ。 同じ科の仲間の花 |
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