フジハタザオ(富士旗竿)

Arabis serrate


フジハタザオ

  • 科名・属名
  • : アブラナ科 ヤマハタザオ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     茎はしばしば株状になり、星状毛がある。
     根出葉は広披針形で長さ2〜8cm。先は鈍形で、基部は次第に細まり、縁に粗い鋸歯がある。茎葉は長楕円形〜楕円形で長さ1.5〜4cm。基部は矢じり状になって茎を抱く。縁には粗い鋸歯がある。
     花は総状に10個程度つき、花弁は白色で直径1.5〜2cm。
     果実(長角果)は長線形で長さ4〜6cm、弓状に開く。

  • 分布・生育地

  •  本州(富士山)  砂礫地

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年7月11日 山梨県富士山
     花アップ  同 上

  • 撮影記

  •  富士山はその高さと山容から日本一の山であることは多くの人が認めるところだ。先日放映されたNHKの「日本の名峰50」でもダントツの一位だった。
     しかし、山が新しいため花ではアルプスに比べ数段落ちる。このため、特産種がいくつかあるのもかかわらず、訪れたことは少なかった。
     7月のある日、この花を撮影するため梅雨の晴れ間をねらって出かけた。
     まだ夏山シーズンには早い時期にもかかわらず登山客は多い。外国人の姿が目に付く。そんな頂上を目指す登山客と別れお中道に入ると、一転して静かな山になる。この花は遊歩道沿いの礫地で白い花を咲かせていた。

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花アップ