イヌナズナ(犬薺)Draba nemorosa |
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草丈10〜30cmの2年草。 茎は単生し、下部で分枝し、単毛と星状毛がある。 根出葉はへら形長楕円形、茎葉は長卵形〜長楕円形で長さ1〜4cm、幅8〜15mm。縁には粗い鋸歯があり、両面に白い軟毛と星状毛がある。 花はまばらな総状花序になり、黄色で長さ2〜3mmの花をつける。 果実は長楕円形で平たく、長さ4〜12mm。 北海道〜九州 草地 2006年4月22日 長野県諏訪郡 下 1985年4月14日 栃木県塩谷郡 ナズナの類はよく似ていて区別しにくいものが多いが、黄色の花を咲かせる種類は多くないので、比較的わかりやすい。 道路端や荒地、草地などでよく見られる花で、ひょろひょろした株が多いが、栄養の多い場所に生える個体は(下の写真)、根元から多数分枝し立派な株になる。 同じ科の仲間の花 |