ミズタガラシ(水田芥子)

Cardamine lyrata


ミズタガラシ

  • 科名・属名
  • : アブラナ科 タネツケバナ属

  • 特徴

  •  草丈30〜60cmの多年草。
     茎は直立し無毛であるが、花後倒れて地を這う。
     葉は奇数羽状複葉で小葉は2〜6対、頂小葉は大きく広卵形で長さ1〜3cm、側小葉は卵形で小さい。
     花は総状花序になり10〜30個つく。花弁は4個、白色で長さ5〜8mm。
     果実(長角果)は線形で長さ2〜3mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州
     水田や水湿地

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年4月18日 高知県安芸郡

  • 撮影記

  •  アブラナ科の花は春先に咲くものが多く、またどれもよく似た白い花をつけるので区別が難しく、撮影したつもりでも未撮影であったり、特徴がわからない写真も多く、この花も撮影リストの検索にあがってこなかった。
     ふと、その後高知県で撮影した写真を見直したところ、写真ではわかりにくいが特徴である頂小葉の大きさが見て取れたので本種と判断した。

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