ウメハタザオ(梅旗竿)

Arabis serrata var. japonica f. granflora


ウメハタザオ

  • 科名・属名
  • : アブラナ科 ヤマハタザオ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。
     根元から出る葉は広倒披針形で先は鈍形、縁にはあらい鋸歯がある。茎に付く葉の基部は茎を抱くが、耳はあまり目立たない。
     花は総状花序についき、花弁は4個、白色で、長さ1〜1.2cmと、基本種のイワハタザオより大きい。

  • 分布・生育地

  •  本州(東北〜中部地方)
     高山帯の砂礫地や岩場

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1981年7月11日 長野県白馬岳

  • 撮影記

  •  アブラナ科の高山植物は何種類かあるが、どれもよく似ていて同定が難しい。撮影したその場で違いを確認し同定しないと、あとで写真を見ての同定では苦労する。
     特に、植物写真の撮影を始めた頃の写真は、種の特徴を写しこんでいない写真が多い。
     この花は、花が多きいのが特徴とされているが、それしかなければ大きいかどうか判断できず、本種と同定したが自信はない。

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