ウメハタザオ(梅旗竿)Arabis serrata var. japonica f. granflora |
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草丈10〜20cmの多年草。 根元から出る葉は広倒披針形で先は鈍形、縁にはあらい鋸歯がある。茎に付く葉の基部は茎を抱くが、耳はあまり目立たない。 花は総状花序についき、花弁は4個、白色で、長さ1〜1.2cmと、基本種のイワハタザオより大きい。 本州(東北〜中部地方) 高山帯の砂礫地や岩場 1981年7月11日 長野県白馬岳 アブラナ科の高山植物は何種類かあるが、どれもよく似ていて同定が難しい。撮影したその場で違いを確認し同定しないと、あとで写真を見ての同定では苦労する。 特に、植物写真の撮影を始めた頃の写真は、種の特徴を写しこんでいない写真が多い。 この花は、花が多きいのが特徴とされているが、それしかなければ大きいかどうか判断できず、本種と同定したが自信はない。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |