ホソバアカバナ(細葉赤花)

Epilobium palustre


ホソバアカバナ

  • 科名・属名
  • : アカバナ科 アカバナ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの多年草。
     茎は直立し、多少枝を分け、稜はなく、円柱形で短毛がある。
     葉は対生し、線形〜長楕円状披針形で長さ1.5〜9cm、幅2〜15mm。先は尖り低い鋸歯縁で、葉柄は無く短毛がある。
     花は腋性で、白色〜淡紅色で径5〜8mm。花弁は倒卵形で先は2浅裂し、柱頭は根棒状。
     果実(刮ハ)は線形で長さ4〜8cm、短く白い屈毛が密生する。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中部以北)  湿原

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年8月23日 北海道釧路湿原
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  湿原の草むらの間、隠れるようにこの花が点在していた。
     訪れた時間が遅かったこともあり、花はほとんど閉じていて、いくら探しても絵になる株は見当たらなかった。
     ホソバ(細葉)の和名がついているように、葉が線形〜長楕円状披針形で、よく似たエダウチアカバナに比べると、あまり分枝しないことや花が大きいことがが特徴である。

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花

葉