マツヨイグサ(松宵草)

Oenithera stricta


マツヨイグサ

  • 科名・属名
  • : アカバナ科 マツヨイグサ属

  • 特徴

  •  草丈30〜100cmの多年草。逸出帰化。
     茎は直立し、赤みを帯びることが多い。
     葉は互生し、線状披針形で、長さ5〜13cm。中脈は白く、縁に粗い鋸歯がある。
     花は上部の葉腋に少数つき、径3〜5cm、花弁は黄色で、普通基部に赤い斑あ1個ある。萎むと赤橙色になる。萼筒は長さ2〜4.5cm。
     刮ハは円柱形で長さ2〜4cm。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(チリ原産)
     本州〜九州  海岸、河原、荒地

  • 花期
  • : 5〜11月

  • 撮影月日・場所

  •  2002年4月28日 滋賀県野洲郡

  • 撮影記

  •  夜から朝にかけて花を咲かせるので、私たちが普通の時間帯で見るときは赤くなっているか、萎みかけのときが多い。花の終わった後萎んだ花弁が赤くなるのは本種だけの特徴なのでわかりやすい。
     この写真はGWに訪れた琵琶湖畔の道路際の空地に群生していたもので、草丈も低くこの時期に咲くのは別の帰化種かも知れない思い、普段なら黙って通り過ぎるところを珍しく撮影した。
     図鑑を調べると、夏の花というイメージのあるこの花であるが、春からも咲いているようでがっかりした。

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