ミズユキノシタ(水雪の下)

Ludwigia ovalis


ミズユキノシタ

  • 科名・属名
  • : アカバナ科 チョウジタデ属

  • 特徴

  •  長さ20〜40cmの多年草。
     茎の下部は地を這い、上部は斜上する。
     葉は互生し、広卵形〜楕円状卵形で、長さ1〜2.5cm、幅1〜1.8cm。質は薄く、短い柄があり、全縁。
     花は葉腋に1個つき、花弁はなく、萼裂片は淡黄緑色で4個、三角形で長さ約2mm。雄しべは4個。

  • 分布・生育地

  •  本州〜沖縄   水辺

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年8月7日 兵庫県加東市
     下・花 2010年8月29日 茨城県稲敷郡

  • 撮影記

  •  2009年、伊豆のある池のほとりでこの花に出会い、アップした。
     一度出会うと植生環境や植物のイメージが沸くせいか、その後よく目に付くようになる。
     すると、もともと花弁がなく、黄緑色で三角形の萼裂片が花のように見えるのであるが、以前アップしていた花は、蕊が落ちた萼片だけの花だった。
     今度は4個ある雄しべの様子もよくわかる。

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花