ゴウシュウアリタソウ(豪州有田草)

Chenopodium pumilio


ゴウシュウアリタソウ

  • 科名・属名 : アカザ科 アカザ属
     注.APG分類ではヒユ科(AMARANTHACEAE)アリタソウ属(Dysphania)

  • 特徴 :
     草丈15〜40cmの1年草。帰化。
     茎は根元からよく分枝、初め地表を這い、斜上、直立し、屈毛と腺毛が密生する。
     葉は互生し、楕円形〜長楕円形で、長さ0.8〜3cm、幅0.4〜1.5cm。表面にはシワが目立ち、縁に3〜4対の大きな鋸歯があり、葉面に屈毛と腺毛が散生する。
     花は葉腋に数個ずつ頭状に密集して径約4mm程度の固まりとなり、花被片は多肉質、緑色で5裂する。
     果実(胞果)は宿存する花被片に包まれる。種子は扁球形で濃褐色、径約0.7mm。

  • 分布・生育地 :
     帰化(オーストラリア原産)  荒地

  • 花期 :  6〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     2014年10月17日  茨城県水海道市
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     茨城県にホシクサ類の撮影に出かけ、時間が余ったので、かってよく立ち寄った場所を訪れてみた。
     以前とはすっかり変わり、雑草が生い茂るつまらない場所に変わっていた。
     駐車場に変わった舗装の隙間にこの帰化植物が生えていた。
     「豪州」の名前の通り、オーストラリアからの帰化で、昭和の初め頃見つけられた。

  • 同じ科の仲間の花
花

葉