ホコガタアカザ(鉾形藜)Atriplex prostrata |
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草丈20〜60cmの1年草。帰化。 葉は、下部では対生、上部では互生し、三角形で基部はほこ形に張り出し、長さ2〜7cm。若い葉は白い球状の微突起で覆われる。 花は穂状花序になり、雌雄の小花が混在してつく。雄花は5個の緑色の花被片と雄しべからなり、雌花は1個の雌しべが2個の苞葉に包まれる。 帰化(ヨーロッパ原産) 海岸 2008年8月17日 神奈川県三浦半島 下・葉 同 上 旧盆を過ぎたある1日、天候も午後から雨の予報、これなら海水浴客は少ないだろうと、三浦半島に海浜植物の撮影に出かけた。 首都圏近郊の海水浴場は、海が混むだけでない。そこに至る道路の渋滞は想像以上のものがある。撮影に出かけても、オーバーに言えば、車に乗っている時間の方が長く感じることさえある。 今日は予想通りスムーズにつき、目的の花もすぐに見つかり、天候と競争するように撮影した。 目的を達成しあたりを見回すと、花穂をあげはじめたばかりのこの花が目に入った。和名の通りホコ形の三角形の葉が特徴で、やっとまともに撮影した。 同じ科の仲間の花 |