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- 科名・属名 : アオイ科 タチアオイ属
- 特徴 :
草丈2〜3mの2年草。逸出帰化。
茎は直立し、全体に毛がある。
葉は互生し、心形、上方の葉は浅く5〜7裂する。葉柄は長い。
花は葉腋に1〜2個ずつつき、径7〜10cm。花色は白、淡紅、濃紅色など色々あり、八重咲きの品種もある。
- 分布・生育地 :
逸出帰化(小アジア原産) (国外:園芸植物として広く栽培) 道端、空地、河原
- 花期 : 6〜8月
- 撮影月日・場所 :
2016年6月17日 東京都日野市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花、下・葉 同 上
- 撮影記 :
用事があり、かって住んでいた日野市に出かけた。
天気がよかったことや懐かしさもあり、次の私鉄の駅まで多摩川の土手をしばらく歩くことにした。
昔から遠出しない時花散策によく通った多摩川、多くの帰化植物に出会った場所だ。
今回も歩き始めてすぐ、堤防の川側のコンクリートブロックの間にこの花が咲いていた。
古い時代に中国を経由して観賞用として持ち込まれたらしいが、それが所々で逸出しているようだ。
逸出帰化の植物でも人が植えたものでない限り一応自生種の扱いとしているが、見ただけで園芸種とはっきりわかる逸出種は、撮影していても何だか力が入らない。
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