エゾノヘビイチゴ(蝦夷の蛇苺)

Fragaria vesca


エゾノヘビイチゴ

  • 科名・属名
  • : バラ科 オランダイチゴ属

  • 特徴

  •  草丈10〜20cmの多年草。帰化植物。
     長い走出枝を出し、所々に根を下ろして株を作る。
     葉は3小葉で倒卵形、縁にはあらい鋸歯がある。br>  花は茎の先に1〜5個つき、花弁は5個で円形。雄しべは雌しべより短い。花柄の毛は開出する。

  • 分布・生育地

  •  北海道(西・南部) 草原や林縁

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1986年6月14日 北海道礼文島

  • 撮影記

  •  ヨーロッパ原産で、北海道の中西部に帰化している。
     初め、エゾクサイチゴと思って撮影していたが、エゾクサイチゴの分布は以外に狭く、北海道でも道東部に限られていた。
     調べると花柄に毛が開出し、雄しべが雌しべより短いという本種がこれに相当しているようだ。ただ自信はない。

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