ホザキシモツケ(穂咲下野)Spiraea salicifolia |
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高さ1〜2mの落葉低木。 若枝は淡褐色で、軟毛がある。 葉は互生し、狭長卵形〜狭卵形で、長さ3〜10cm、幅1〜3cm。鋭尖頭で、縁には鋭い短鋸歯または重鋸歯があり、両面や縁、葉柄には縮れた軟毛がある。 花は枝先に6〜15cmの円錐花序となって多数つき、淡紅色で径5〜8mm、花弁は5個、円形〜広楕円形で先は丸い。 果実(袋果)は長さ4〜5mm、5個ずつ集まってつく。 北海道、本州(日光、霧が峰) 山地の湿原 2005年8月27日 栃木県日光 中・花序 同 上 下左・花 2014年7月8日 北海道北見市 下右・葉 同 上 北海道に住んでいる頃、道東では道路際の湿めった草地に群落を作って咲いているのをよく見た。 そのときはさほど気にもせず、木本ということで撮影もおざなりだったが、本州では亜高山のしかも限られたの湿地にしか見られない珍しい植物だった。 珍しいといっても日光あたりでは湿地に群生していて、大きいこともあり観光客の絶好の被写体となっている。 別名のアカヌマシモツケのアカヌマ(赤沼)は日光にある沼の名前だ。 同じ科の仲間の花 |
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