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- 科名・属名 : バラ科 バラ属
- 特徴 :
高さ2〜3mの落葉低木。
主幹は太く、小高木状になり、径15cmになるものもある。
葉は奇数羽状複葉、小葉は7〜9個、広楕円形〜楕円形で長さ3〜5cm。縁には細かな鋸歯があり、表面は深緑色で光沢は少ない。
花は円錐花序になって1〜20花つき、白色で径2.5〜3cm。
果実(偽果)は球形、径8〜9mm、秋に赤熟する。
- 分布・生育地 :
本州(中部〜奈良大峰山)、四国 (国外:日本固有) 高地のブナ林内
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2015年6月28日 神奈川県箱根 中上・全体2 同 上 中中・全体3 2020年7月16日 静岡県富士山 (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック) 中下・花 2015年6月28日 神奈川県箱根 左下・果実 2023年9月14日 山梨県南都留郡 右上・葉 2015年6月28日 神奈川県箱根 右下・托葉 同 上
- 撮影記 :
梅雨時に訪れた箱根、さすがにこんな天気では観光客も登山客も少ない。
花を探しながら歩いていると、大きな野バラの木に白い花が咲いているのが目に入った。
木本類はあまりカメラを向けないが、見事な大きさの木とノイバラにしては遅い花期が気になって撮影した。
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