カライトソウ(唐糸草)Sanguisorba hakusanensis |
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草丈40〜80cmの多年草。 根出葉は9〜13個の小葉からなり、小葉は長楕円形〜卵状長楕円形で、長さ3〜6cm。縁には鈍い鋸歯があり、裏面は粉白色。 花は茎の先に円柱形の花穂となって下垂し、紅紫色で長さ4〜10cm。先のほうから咲き始める。雄しべは6〜12本ある。 本州(中部地方の日本海側) 亜高山帯〜高山帯の砂礫地、草地 1996年9月8日 長野県白馬岳 中 1983年8月20日 同 上 下・花 1996年9月8日 同 上 高山ならどこにでもある花という花ではないが、八方尾根では至るところで見られ目を楽しませてくれる。濃い紅の花穂が印象的な花だ。 八方尾根に限らず、ロープウェイやリフトのある山は、簡単に高山の花を眼にすることができる。段々便利な世の中になっていく。 足腰の弱い方でも素晴らしい自然に触れられるということで否定はしないが、高山でしか目にすることのできない花にカメラを向けていると、観光客のハイヒールが眼に入るというのは、何とも言えない違和感がある。 同じ科の仲間の花 |
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