クサボケ(草木瓜)

Chaenomeles japonica


クサボケ1

  • 科名・属名 : バラ科 ボケ属

  • 特徴 :
     高さ30〜100cmの落葉小低木。
     幹は地を這うか斜上し、よく分枝して刺がある。若枝には開出してから捻れて平伏した粗い毛が密生し、後に毛の基部だけが残って突起になり、枝はややざらつく。
     葉は互生、葉身は倒卵形〜広倒卵形、長さ2〜5cm、幅1〜3.5cm。先は円頭〜鈍頭、基部はくさび形、縁には鋭い鋸歯がある。両面無毛で、裏面は淡緑色で側脈は隆起しない。葉柄は長さ5〜13mm。
     花は葉腋に3〜5個が束生し、朱紅色で計2.5〜3cm。花弁は5個、円形〜広倒卵形で長さ1.5〜2cm、平開する。花柄は長さ0〜8mm。萼片は楕円形で円頭、長さ4〜5mm、内面の中部以下に縮れた褐色の軟毛が密生する。
     果実(梨果)はゆがんだ球形、径3〜4cm、黄緑色に熟す。

  • 分布・生育地 :
     本州〜九州 (国外:日本固有)
     山地・丘陵の日当りのいい所

  • 花期 :   3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1996年4月13日  東京都八王子市
     中・全体2 2014年4月9日  東京都あきる野市
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
     左下・花    同  上
     右上・葉 2018年5月12日  静岡県熱海市
     右下・若枝    同  上

  • 撮影記 :
     まだ木々も芽吹いたばかりの雑木林、林縁の日当りのいい斜面に朱赤色の花が点々と咲いている。
     あまり高くない草丈の割には、葉腋に数個比較的大きな花をつける。
     写真は載せていないが、果実は径3〜4cmと大きく、果実酒を作るのに使われるようだ。





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クサボケ2

花