ミツモトソウ(水元草)

Potentilla cryptotaeniae


ミツモトソウ1


  • 科名・属名 : バラ科 キジムシロ属

  • 特徴 :
     草丈50〜100cmの多年草。
     茎は直立、先端で分枝し、全体に毛が多い。
     葉は3小葉からなり、小葉は狭卵形で長さ3〜5cm。先は尖り、縁には鋸歯がある。
     花は枝先に多数つき、黄色の5弁花で径約1cm。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:日本固有)
     山地の谷沿いや草地

  • 花期 : 7〜9月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2005年7月17日  東京都高尾山
     中上・全体2 2012年8月5日  栃木県日光市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花1 1987年8月9日  滋賀県伊吹山
     左下・花2 2015年8月30日  広島県庄原市
     右上・葉    同  上
     右下・茎 2023年9月17日  山形県天童市

  • 撮影記 :
     初めてこの花に出会ったのは伊吹山のお花畑だった。多くの特産種に恵まれているこの山では、ありふれた感じのこの花はその他大勢扱いで、花の多い状態を撮影した1カットだけだった。
     その後、何度かこの花に出会ったが、初めて見たときのような花つきのいい株には出会えず、パラパラと2〜3花が咲いているだけの寂しい全草写真になってしまった。

  • 葉

    茎

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ミツモトソウ2

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花2