ミヤマダイコンソウ(深山大根草)Geum calthifolium var. nipponicum |
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草丈10〜30cmの多年草。 全体に黄褐色の剛毛が密生する。 根出葉は羽状複葉で、頂小葉は大きく腎心形で、径5〜12cm。側小葉はごく小さい。茎葉は葉柄がなく、茎を抱く。 花は10〜30cmの花茎の先に数個つき、黄色の5弁花で、径2〜2.5cm。萼片の間に副萼片がある。 北海道〜本州(近畿地方以北)、四国(石鎚山) 高山の岩礫地、草地 2005年7月24日 長野県八ケ岳 下 2005年6月25日 秋田県駒ケ岳 ダイコンソウの仲間は、どちらかいえば地味な脇役といった花であるが、さすがに高山に生えるこの花は存在感がある。 丸くて大きい葉や大きな黄色の花、雪の残る山をバックに写しこめば、立派な高山植物の写真だ。 そんな写真を載せたかったが、背景のいい場所の花は貧弱だったり、角度に問題あったりで見送らざるをえなかった。 同じ科の仲間の花 |