オニシモツケ(鬼下野)

Filipendula kamtschatica


オニシモツケ

  • 科名・属名
  • : バラ科 シモツケソウ属

  • 特徴

  •  草丈1〜2mの多年草。
     茎は直立し、稜がある。
     葉は互生し、奇数羽状複葉で、頂小葉は大きく、円形〜扁円形で幅15〜25cm、掌状に(3〜)5中裂し、縁に重鋸歯または欠刻状の重鋸歯がある。側小葉は極めて小さく。
     花は茎の先の散房状花序に多数つき、白色で径6〜8mm、花弁は5個、卵円形で全縁。
     果実(痩果)は長楕円形で長い柄があり、著しい縁毛がある。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州(中北部)
     深山の谷間の湿った所

  • 花期
  • :  7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  2006年7月22日  山形県月山
     中・花 1982年8月8日  北海道夕張岳
     下左・花 2014年7月8日  北海道北見市
     下右・葉    同  上

  • 撮影記

  •  ほとんど使う人のない静かな登山道、クマ出没の話が頭をよぎり、人家の臭いがするまでは緊張していた。やっと下り終え、ほっとした登山道際にこの花が咲いていた。
     尾瀬などでも見かけるが、北の雪の多い地域の登山道が沢を横切るあたりで見かけることが多い。
     白い花が集まりモワッとした柔らかい感じで、シモツケソウの花が淡紅色であるのに対し、白いこの花は地味な感じがする。

    葉

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花序

花