ヒメレンゲ(姫蓮華)

Sedum subtile


ヒメレンゲ1

  • 科名・属名

  •  ベンケイソウ科 マンネングサ属

  • 特徴

  •  草丈5〜10cmの多年草。
     葉はややまばらに互生し、下部の葉はさじ形、中、上部は広線形〜狭倒披針形で長さ5〜20mm。
     花序は集散状に頂生し、花弁は5個で黄色。
     花後、走出枝を出し、その先端にロゼットを作って越冬する。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東地方以西)〜九州
     沢沿いの湿った岩上

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年5月20日 兵庫県城崎郡
     下 1993年5月16日 埼玉県武甲山
     2枚とも拡大写真あり(写真をクリック)

  • 撮影記

  •  初夏の頃山を歩くと、下の写真のように、沢沿いの岩上を鮮やかな黄色に染めたこの花の群生によく出会う。
     湿った岩の上は他の植物にも適地と思うが、水量の増減で乾湿が極端に変わるため、乾燥にも強いこの花が残り群落になる。
     但馬の山中でみた群落(上の写真は)の大きさにはびっくりした。

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ヒメレンゲ2