イワベンケイ(岩弁慶)

Rhodiola rosea


イワベンケイ

  • 科名・属名

  •  ベンケイソウ科 イワベンケイ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの多年草。
     葉は三角状の鱗片葉が密生してつく。
     鱗片葉の腋から1〜5個の花茎を伸ばし花をつけるため、多数の枝が出ているように見える。
     茎の葉は柄がなく、肉質で粉白を帯び、長楕円形、卵形、倒卵形など様々な形がある。
     雌雄異株で、雄花は黄緑色、雌株は花弁が小さく子房が目立つ。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜本州中部以北 高山の岩礫地

  • 花期
  • : 6〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1983年6月10日 北海道礼文島
     果実 1977年8月26日 山梨県北岳

  • 撮影記

  •  本州中部以北の高山の岩礫地に多い。
     雌雄異株であるが、写真の花は雄株である。結実すると下の写真のように子房は赤くなる。
     他の花の少ない岩礫地で、いかにも多年草といった肉厚の葉をつける本種は、高山植物の中でも有名である。

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果実