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- 科名・属名 : ブナ科 コナラ属
- 特徴 :
高さ15〜20mの落葉高木。
コナラとカシワの雑種。
葉は互生、葉身はカシワに似るが、やや小さく、長さ8〜18cm、幅4〜11.5cm。幅の最も広い位置はより先端近くになり、縁には9〜13対の粗い波状鋸歯があり、鋸歯の先端はごく短く尖る。葉の裏面主脈上は軟毛で覆われ、2〜3本に分岐した星状毛が混ざり、細脈や脈間は長短の軟毛のみが生える。葉柄は長さ0.5〜1.2cmで明瞭。
- 分布・生育地 :
本州〜九州 (国外:朝鮮、中国?) 日当りのいい山野
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2025年4月24日 東京都高尾山 中上・全体2〜中下・雄花 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・雌花序 2025年5月8日 同 上 右上・葉(表、右中下・葉柄 同 上 右中下・葉(裏) 2025年4月24日 同 上 右下・幹 同 上
- 撮影記 :
花の撮影を始めてから何十回と訪れた高尾山も、樹木の撮影を初め足元でなく上を見上げると全く新しい光景が目に入ってくる。
ただ、高木になるものは花を見つけにくいが、落葉樹で葉の展開前に花を開くものはよく目立つ。
この花もまだ開花し始めで、初めカシワと思って撮影していたが、ビジターセンターの方がコガシワ(コナラとカシワの雑種)と教えてくれた。
葉はカシワによく似ているが、特徴欄に記したようにやや小さく、葉柄もはっきりしているなどの違いがある。




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