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- 科名・属名 : イラクサ科 ヤブマオ(カラムシ)属
注.APG分類では、学名(B. nivea var. concolor f. nipononivea)
- 特徴 :
草丈1〜1.5mの多年草。帰化?
茎や葉柄には短毛が密生する。
葉は互生し、広卵形で長さ10〜15cm、先は尾状に尖り、縁には揃った鈍鋸歯がある。葉表は緑色、裏面は白い綿毛が密生する。
花は雌雄同株で、雄花序は茎の下方の葉腋に付き、黄緑色で花被片、雄しべとも4個。雌花序は茎の上方の葉腋に付き、筒状で短毛がある。
別名 マオ、クサマオ
- 分布・生育地 :
本州〜沖縄 (国外:アジア東部〜南部) 原野や人家近く
- 花期 : 7〜9月(沖縄は春)
- 撮影月日・場所 :
2005年9月10日 静岡県静岡市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中上・雄花 2015年9月12日 神奈川県川崎市 中下・雌花序、下・葉表 同 上 下右・葉裏 2007年3月19日 沖縄県西表島
- 撮影記 :
この植物の茎(幹=カラと読む)から繊維をとり織物に使ったためこの和名がつけられている。
そのため、人為的に分布が広がったという説が強く、帰化ではないかとの考え方もある。
東京などでも多摩川沿いや高尾山などでもごく普通に見られ、地味な花が葉腋からぶら下がるようにつく。
ただ、この花をまともに写した記憶がなく、最近その気になってやっと写した。
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