カテンソウ(花点草)

Nanocnide japonica


カテンソウ

  • 科名・属名
  • : イラクサ科 カテンソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの多年草。
     葉は互生し、扇状卵形で長さ幅とも1〜3cm。先は円く、縁には数対の鈍鋸歯がある。托葉は卵形で1〜2mm。
     花は雌雄同株で、雄花序は上部の葉腋につき、長い柄がある。花被片、雄しべは5個、雌花序は柄が鳴く葉腋にかたまってつくが目立たない。雌花被片は4個で披針形。
     雄花被片の外側の淡紅色の部分が淡緑色のものがあり、
     アオカテンソウ(仮称)という。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州  山野の林下

  • 花期
  • : 3〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年4月1日 群馬県藤岡市
     雄花 2007年3月31日 東京都高尾山
     雌花?  同 上

  • 撮影記

  •  春早く咲き群生するため、植物の写真を撮り始めの頃、誰でもこの花を写した記憶があるだろう。私も、30年前ポジフィルムを使い始めた最初の日に撮影していた。
     ところが、初期の頃のカットはピントや構図も甘い、そのうえフィルムも色褪せてきていて使い物ならなかった。
     今回じっくりと観察・撮影した。雄花の外側は淡紅色であるが、開花すると5個の白い雄しべが順次星状に全開する。全開するとき花粉を飛ばす様子も見て取れた。
     雌花は葉柄がなくかたまって葉腋につくが、目立たないしどの花にもついている訳ではなさそうだ。何十本もチェックしてやっとそれらしき花?を見つけ撮影した。


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雄花

雌花?