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- 科名・属名 :
イラクサ科 ヤブマオ(カラムシ)属
- 特徴 :
草丈1〜2mの多年草。
葉は対生し、卵状楕円形で長さ10〜20cm。先は長く尾状に伸び、縁には揃った鋸歯があり、質はやや薄く、表面は鮮緑色で光沢がある。
花は雌雄同株で、上部に雌花序、下部に雄花序がつく。
- 分布・生育地 :
本州(東北地方南部以西)〜沖縄 山地
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
2006年9月5日 鹿児島県屋久島 中 1993年8月21日 茨城県水海道市 下・左右 2012年7月31日 鹿児島県屋久島
- 撮影記 :
ヤブマオの仲間はみなよく似ていることや雑種も多く、中間的な葉の形のものが多いので同定には苦労する。
その中で、本種は葉が円形や卵円形ではなく長楕円状に伸びるので、比較的わかりやすい。
とはいっても、上の花を撮影した屋久島では、よく似たタイワントリアシという植物もあるらしく、正直言ってよくわからなかった。
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