チョクザキミズ(杯咲きみず)Lecanthus peduncularis |
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草丈10〜70cmの1年草。 茎は柔らかく、よく分枝して横に広がる。 葉は卵形〜長卵形で、長さ3〜8cm、幅1〜5cm。先は尾状、縁には鋸歯がある。 花は雌雄同株で、葉腋に3cmほどの長い柄の先に杯形の花序をつける。雄花は長い花柄があるが、雌花は葉腋につき。花後花柄がのびてチョク(杯)形になる。 九州(中部) 水のしたたる湿った岩上 2011年9月2日 大分県 中、下・花 同 上 台風のせいで時折激しい雨・風に見舞われ、とても撮影できるような状況にはなかった。 小さな滝も水量は多く、その水しぶきがかかる岩場に目的のこの花が咲いていた。 水に濡れた葉の間から、この花の特徴である長い花柄が伸び、その先に花を咲かせていた。 1990年に阿蘇で初めて見つけられ、花序のつき方が杯(チョク)に似ていることから「杯咲き(チョクザキ)」の和名がつけられている。 今日はどの花も確認だけかなと思ったが、ここは岩陰で風もなく雨の影響も受けにくく、何とか撮影できそうだ。 雨なのか飛沫なのか降りしきる中、傘をさして撮影したが、超スローシャッターだった。 同じ科の仲間の花 |
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