ヤエヤマカテンソウ(八重山花点草)

Nanocnide lobata


ヤエヤマカテンソウ

  • 科名・属名
  • : イラクサ科 カテンソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜0cmの多年草。
     茎は細く、基部から多数束生し、毛を散生する。
     葉は互生し、円状三角形で、長さ0.5〜2cm、幅0.5〜2.3cm。縁は3〜5浅裂し、両面とも長い伏毛がある。
     花は雌雄同株で花序を異にし、雄花序は上部の葉腋に集散状につき、花被は4〜5裂し柄がある。雌花序は葉腋につき、花被は4裂し柄がない。
     別名 シマカテンソウ

  • 分布・生育地

  •  九州(奄美)〜沖縄  石垣や礫地

  • 花期
  • : 12〜4月(?)

  • 撮影月日・場所

  •  2011年2月20日 沖縄県南城市
     中・雄花、下・雌花   同 上

  • 撮影記

  •  石垣島でも石垣の間にあるのを見ていたが、予想通り、ここでも古い石垣の間にこの花があった。
     パッとしない花であるが、八重山諸島では小さな株しか見つけられず、何とか花に出会いたいものだと思っていのだ。
     雄花と雌花があると聞き、急に強くなってきた雨の中、一つずつ株をチェックし、何とかそれらしきものを撮影したのだが・・・。合っているのかどうかは自信がない。
     この次は、和名の由来になっている八重山諸島で花を見たいものだ。

    同じ科の仲間の花
雄花

雌花