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- 科名・属名 : キンポウゲ科 キンポウゲ属
- 特徴 :
茎長1〜2mの多年草。沈水植物
葉(沈水葉)は長さ2〜7cm、葉身は3〜4回3出複葉。裂片はさらに2裂して房状になり最終裂片は幅0.5mm程度の糸状。葉柄は長さ5〜20mm。
花は葉腋から水上に花茎を伸ばして単生し、花弁は5個で白色、基部は黄色で径0.5〜1.5cm。
果実(集合果)は卵状〜半球形、径約5mm。痩果は倒卵状、1.5〜2.2mm、横じわがあり、嘴は曲がらない。
- 分布・生育地 :
北海道、本州(中国地方以北) (国外:日本固有) 浅くてきれいな流水中
- 花期 : 5〜11月
- 撮影月日・場所 :
2005年9月19日 栃木県今市市 中 2016年7月24日 群馬県利根郡 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下左・花1 2005年9月19日 栃木県今市市 下右・花2 2016年7月24日 群馬県利根郡
- 撮影記 :
清流を象徴する花で、梅によく似た花を咲かせるのでこの和名がつけられている。
よく見かけたものの、近寄れなかったり流れがあってブレたりして不満足な写真ばかりだった。
花仲間から栃木県で見つけられたコウホネの新種の話を聞き、撮影に出かけた。
近くにこの花も咲いているとの話であったが、全く見当たらない。
探していると、小川の土手に藻のようなものが大量に積まれていて、その中に白い花が見えた。
農家が水路掃除の際、邪魔になるこの水草を刈り取ったらしい。hanamistにとっては貴重な花でも、農家から見れば害草だ。
がっかりしたが、わずかに取り残された花が咲いていて何とか撮影した。
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