ハクバブシ(白馬附子)

Aconitum zigzag subsp. kishidae


ハクバブシ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 トリカブト属

  • 特徴

  •  草丈100cmの多年草。
     茎は曲がり毛がない。
     茎葉は長さ、幅とも9〜20cm、3深裂し側裂片はさらに2裂する。葉の両面脈上と葉柄に毛がある。
     花は散房花序につき、花柄は無毛。花弁の舷部がふくらむ。

  • 分布・生育地

  •  本州(群馬県北部) 山地の草原、林縁

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年8月27日 群馬県三国山

  • 撮影記

  •  白馬の名がありながら白馬岳周辺にはなく、関東北部の山にしかない。
       8月末のある日、1日で北関東に咲く3種のトリカブトを撮影することにし、まず上越国境に向った。
     登山口からすぐに出会えるはずのこの花、蕾はあるもののまだ硬い。秋の訪れがずいぶん遅れているようだ。
     いつの間にか頂上間近まで登り詰め、草原に咲くこの花にやっと出会えた。

    同じ科の仲間の花