ハナカズラ(花蔓)Aconitum japonovolubile |
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つる性で蔓の長さは70〜150cmの多年草。 茎はよく枝分れし、葉は3つに大きく裂け、さらに大きく裂ける。 花は青紫色で、ややまばらにつく。花柄には曲がった毛がある。 九州 藪や林の縁に絡みつくが稀 1997年10月5日 鹿児島県 トリカブトの仲間では唯一つる性で、九州に点々と産地が知られている。珍しさもあって盗掘され、今ではなかなかお目にかからない。 鹿児島県のOさんから情報を頂いた際、「説明しても分るような場所じゃないですよ」と言われ、空振り覚悟で現地に赴いた。 確かに目印ひとつない広い別荘地のなか、しらみつぶしに探して歩いた。やっとある草地のススキに絡み付いているのを発見した。 見れば見るほど変わった生態である。自生の花は2度と見ることはないと思い存分に撮りまくった。 同じ科の仲間の花 |