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- 科名・属名 : キンポウゲ科 キンポウゲ属
- 特徴 :
地面を這い長さ4〜30cmになる多年草。
茎は細く、疎らに数回分枝し、節から根と茎葉を出す。
根出葉は線状さじ形〜線形、長さ3〜10cm、幅1〜2mm、基部は鞘状になって茎を抱き、全縁。茎葉は根出葉と同じ。
花は茎や枝の先から長さ2〜6cmの花茎を伸ばして1花つけ、黄色で径6.5〜8mm。萼片は5個、花弁は5(〜9)個あり、倒卵状楕円形で長さ3.5〜4mm、幅2〜3mm。
集合果は球形、径約4mm。痩果は倒卵状円形、長さ約1mm、微小な突起がある。
- 分布・生育地 :
北海道(東部、南西部)、本州(栃木、群馬県) (国外:北半球の亜寒帯地域全域) 池や沼の縁
- 花期 : 7〜9月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 1996年8月4日 栃木県日光市 中・全体2 2016年7月24日 群馬県利根郡 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下左・花、下右・葉 同 上
- 撮影記 :
高山の池のほとりなどの湿ったところに生えるtというものの、どこにでもある訳ではなく、生育地は少ない。
札幌市の近郊の山にこの花があると知り出かけた。沼のほとりの石がごろごろしているような場所に少数の株が小さな花を咲かせていた。
撮り直しにと日光に出かけたところ、やはり沼のほとりではあるがここでは写真のように群生していた。条件が良いとこのくらいには増えるのだろう。
その後、群馬県のある池のほとりでこの花が一面広がる群落に出会い、その素晴らしさに感動した。
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