キタダケソウ(北岳草)

Callianthemum hondoense


キタダケソウ

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 キタダケソウ属

  • 特徴

  •  草丈10cm前後の多年草。
     ヒダカソウとよく似ている。葉は長い柄があり、数回深く裂ける。若い葉は粉白色を帯びる。
     花は白色で先端に1個つける。萼片は5枚、花弁は6〜8枚。

  • 分布・生育地

  •  本州(北岳)(固有) 高山の岩礫地

  • 花期
  • : 6〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  1982年7月5日 山梨県北岳
     拡大写真あり(上の写真をクリック)

  • 撮影記

  •  南アルプス北岳は日本第2の高峰で、その山頂近くだけに咲くこの花を見るには6月〜7月初めの梅雨のころ登らなければならない。
     残雪の間ノ岳をバックにしたこの花の写真はあこがれで、写真を始めて間もない頃でかけた。
     当時は若く体力もあったので、3,192mの山に夜行日帰りだった。
     しかし、生育地に行くには急な雪渓をかなりの距離登らなければならない。ピッケルもアイゼンもなく登山靴でステップを切りながら登った。八本歯のコルを超えると、苦労に違わず素晴らしい風景と満開のこの花が出迎えてくれた。
     キタダケソウ属の3種はどれも生育地が限定され固有種になっている。場所が場所だけに個体数は本種が一番多い。

    同じ科の仲間の花
花アップ