サンヨウブシ(山陽附子)Aconitum sanyoense |
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草丈100〜160cmの多年草。 茎は上部で曲がるか傾く。下の葉はなく中部の葉は円形で7つに裂け、葉柄も葉も毛はない。 花は濃紫色。外面は毛がない。 白い花をつけるものがあり、 ●シロバナサンヨウブシ(f.leucanthum)という。 本州(関東地方西部以西)、四国 温帯林の林中・林縁 2003年9月14日 群馬県藤岡市 白花 同 上 下は拡大写真あり(写真をクリック) 関東地方から本州西部、四国に分布している。 この花の特徴はなんといっても唯一毒のないトリカブトということだろう。 西日本が分布の中心で、関東地方ではあまり見かけない。ただ、群馬県のこの山の林下にはかなりの株数があった。 濃紫色が基本の色であるものの、ここは白花が多かった。 それに、どういうわけか花の立派な株は葉が枯れていて、被写体探しに苦労した。 同じ科の仲間の花 |