シギンカラマツ(紫銀唐松)

Thalictrum actaefolium


シギンカラマツ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 カラマツソウ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     茎はまばらに分枝し、無毛。  葉は2〜3回3出葉で、小葉は長さ2〜6cm、長さより幅が広く、裏は灰白色。
     花は複散房状になり、白色で径約1cm。花弁はなく、雄蕊が多数あり、花糸は先がこん棒状に肥厚保する。
     そう果は柄がなく、紡錘形で8〜10本の稜がある。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東南部)〜九州
     礫地や乾いた林下

  • 花期
  • : 7〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1997年8月30日 高知県黒滝山
     下・花 2008年9月27日 大分県由布市

  • 撮影記

  •  高知県と愛媛県の県境にある天狗高原は、「日本3大カルスト」の一つで素晴らしい景色が広がる。
     植物も豊富で、峰続きの黒滝山も含めると色々な花が見られる。
     この花も黒滝山の林下に咲いていた。

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花アップ