シキンカラマツ(紫錦唐松)

Thalictrum rochebrunianum


シキンカラマツ

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 カラマツソウ属

  • 特徴

  •  草丈70〜150cmの多年草。
     茎につく葉は3〜4回3出複葉で、1〜3cmの小葉をつける。
     花は紫紅色で多数つける。萼片は4枚、紫紅色で開花してからも落ちず、葯の黄色とのコントラストが美しい。

  • 分布・生育地

  •  本州(長野、群馬、福島)
     山地の湿った木陰

  • 花期
  • : 7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年7月31日 長野県軽井沢町

  • 撮影記

  •  カラマツソウ属の花は糸状になり、一見すると白い糸くずが玉になっているあまり見栄えにしない花である。
     しかし、この花だけは写真でもわかるように非常に美しく観賞価値がある。
     この花が見たくて記録にある軽井沢を訪れた。このあたりではと目星をつけた登山道脇の沢沿いにこの花が咲いていた。
     木漏れ日があたって花が浮き上がり、その美しさにしばし撮影を忘れて見とれた。

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花アップ