シナノキンバイ(信濃金杯)

Trollius riederianus var. japonicus


シナノキンバイ

  • 科名・属名 :
     キンポウゲ科 キンバイソウ属
     注.APG分類では学名(Trollius japonicus)

  • 特徴 :
     草丈20〜80cmの多年草。
     茎は上部で分枝する。
     葉は3出複葉、葉身は円心形で長さ幅とも4〜13cm。3全裂し、側裂片は更に2裂するので5出掌状複葉のように見える。各裂片はやや羽状に中〜深裂し、さらに欠刻や鋭い長い葉柄がある。上部の茎葉は小さく、あまり分裂しない。根出葉や下部の茎葉には長い葉柄がある。
     花は径3〜4cm、花弁のように見えるのは萼片で5〜7個あり、橙黄色で広倒卵形。花弁は線形で濃い橙色、長さ6〜9mm。雄しべは長さ9〜11mmで花弁より長い。
     果実(袋果)は長さ1〜1.2cm、6〜13個が集まって集合果となる。  八重咲になるものがあり、
     ヤエシナノキンバイ(f. plenus)という。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(中北部) (国外:朝鮮北部)
     高山帯の湿った草地

  • 花期 :   6〜8月

  • 撮影月日・場所 :
     1977年6月20日  群馬県尾瀬
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 2015年7月13日    同  上
     下左・八重咲 1981年7月11日  長野県白馬岳
     下右・葉 2015年7月13日  群馬県尾瀬

  • 撮影記 :
     夏山の高山植物といえば必ずといっていいほど出てくる有名なこの花、過去撮影した記録をチェックしてみると、思ったほど撮影していなかった。
     よく見る花のためいつの間にか撮ったつもりでいたのだ。調べると普通種ほどその傾向があった。
     もっと初心に帰って花と向き合わなければいけないなと反省させられた。
     ごく稀に八重咲の株(左下の写真)を見かけることがある。

  • 葉

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花

ヤエシナノキンバイ