シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)

Clematis williamsii


シロバナハンショウヅル

  • 科名・属名

  •  キンポウゲ科 センニンソウ属

  • 特徴

  •  つる性の木本植物。
     葉は1回3出複葉、小葉は卵形で3中裂し、長さ3〜8cm。裂片の先は鋭頭、縁には鋸歯がある。
     花は、前年の葉の付根から花柄を出して下向きに咲き、花弁はなく花弁状の萼片は4個、淡黄白色で広楕円形〜卵形、長さ1.5〜2cm。質は薄く、外面には白くて柔らかい長毛がある。雄しべは無毛。
     果実(痩果)は卵形、長さ4〜5mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東南部〜近畿の太平洋側)、四国、九州
     林縁や低木に巻きつく

  • 花期
  • : 4〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1986年5月5日  静岡県天城山
     中・花 2014年5月23日 静岡県伊東市
     下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  初めてこの花を見たのは、GWの静岡県伊豆半島だった。
     「千葉県植物誌」で著者がこの花についてかなりのページを割いて記述していることから、珍しい花だとの意識があり一生懸命撮影した。
     その後、神奈川県の丹沢周辺では何ヶ所か自生地があると知り、やはりGWに出かけ、尾根上の木に巻きついている花を撮影した。

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花

葉