シロバナハンショウヅル(白花半鐘蔓)Clematis williamsii |
|
キンポウゲ科 センニンソウ属 つる性の木本植物。 葉は1回3出複葉、小葉は卵形で3中裂し、長さ3〜8cm。裂片の先は鋭頭、縁には鋸歯がある。 花は、前年の葉の付根から花柄を出して下向きに咲き、花弁はなく花弁状の萼片は4個、淡黄白色で広楕円形〜卵形、長さ1.5〜2cm。質は薄く、外面には白くて柔らかい長毛がある。雄しべは無毛。 果実(痩果)は卵形、長さ4〜5mm。 本州(関東南部〜近畿の太平洋側)、四国、九州 林縁や低木に巻きつく 1986年5月5日 静岡県天城山 中・花 2014年5月23日 静岡県伊東市 下・葉 同 上 初めてこの花を見たのは、GWの静岡県伊豆半島だった。 「千葉県植物誌」で著者がこの花についてかなりのページを割いて記述していることから、珍しい花だとの意識があり一生懸命撮影した。 その後、神奈川県の丹沢周辺では何ヶ所か自生地があると知り、やはりGWに出かけ、尾根上の木に巻きついている花を撮影した。 同じ科の仲間の花 |
|