タカネトリカブト(高嶺鳥兜)

Aconitum zigzag


タカネトリカブト

  • 科名・属名
  • : キンポウゲ科 トリカブト属

  • 特徴

  •  草丈50〜150cmの多年草。
     茎はしばしば稲妻型に曲がり上部で枝分かれし、上部には屈毛(曲がった毛)がある。根元と下部の葉は花の頃はない。
     花序は散房状で、花は青紫色。花柄も花の外側、雄しべ・雌しべも毛がない。

  • 分布・生育地

  •  本州中部 高山帯の草原

  • 花期
  • : 8〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年8月2日 長野県木曽駒ケ岳

  • 撮影記

  •  中央アルプス駒ケ岳への窓口の千畳敷はロープウエィで2500メートルの高山帯に上がれるうえに、すぐお花畑が見られるとあって人気が高く、夏休みは何時間もロープウエィの乗車待ちをするほどである。
     本種はそのカールの遊歩道際に咲いている。
     茎がジグザグになっているので、同定の際の参考になる。

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