ツクバトリカブト(筑波鳥兜)Aconitum japoncum subsp. maritimum |
|
草丈30〜90cmの多年草。 茎は林縁では直立、草原では斜上し、枝分かれはあまりしない。茎は下部を除き曲がった毛がある。 茎の中部につく葉はやや厚く、3つに大きく裂け、さらに2つに深く裂ける。裂片には大きな鋸歯がある。葉の両面と葉柄には曲がった毛がある。 花序は散房状で、青紫色。花柄と花の外側には曲がった毛があり、雄しべにも毛がある。 本州(東北地方南部〜中部地方) 林縁や高原の草原 1978年8月31日 長野県霧ケ峰 福島県から南の太平洋側に分布しており、筑波の名前がついているものの、信州あたりの亜高山帯の草原で見かけることも多い。 花柄に屈毛(曲がった毛)が生えるのが特徴される。いずれにしてもこの仲間は同定が難しい。 同じ科の仲間の花 |