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- 科名・属名 : キンポウゲ科 キンポウゲ属
- 特徴 :
草丈30〜120cmの多年草。
茎は上部でよく分枝し、開出する長毛が多いか無毛。
葉は3中裂〜深裂して裂片はさらに裂け、長さ2〜12cm、幅2〜14cm。先は尖り、基部は心形〜切形。両面に伏毛が多い。葉柄は長さ3〜20cm、開出毛がある。
花は数個が集散花序か単生し、黄色で光沢があり、径1.5〜2cm。花弁は5個、広倒卵形で長さ10〜12mm。萼片は舟形、緑色で長さ約6mm、背面に伏毛がある。花柄は長さ1.5〜4cm、伏毛がある。
果実(集合果)はやや球形、径6〜7mm。痩果は倒卵状〜卵状、長さ2〜2.5mm、扁平で竜骨は幅狭く少し曲がる。
別名 キンポウゲ
- 分布・生育地 :
北海道(南部)〜沖縄 (国外:朝鮮、中国、ロシア(極東地域)、モンゴル) 山野の日当たりのいい所
- 花期 : 3〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体 2004年5月14日 東京都あきる野市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 中・花 2018年4月21日 鹿児島県屋久島 左下・集合果、右下・葉 同 上
- 撮影記 :
田の畦や路傍、山の草原などでごく普通に見られる花で、ほぼ全国どこにでもある。
和名の由来は、根元の葉の裂けた形が馬の蹄に似ているとのことでつけられているが、とても蹄という感じはしない。
別名のキンポウゲ(金鳳花)はもともと八重咲の品種の花を指したものと言われている。
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